ヘッツェルのバッハ/無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番ほか
独DGG 004224 モノラル
非売品という性格上、市場に現れる機会は非常に限られています。探して見つかるというより、そもそも流通しないタイプのレコードです。しかしだからこそ、この1枚が持つ意味は大きい。単なる音源を超えた、“音が存在した証拠”としての価値を感じさせる逸品です。
こういう盤は、探しても見つからないのではなく、そもそも出てこないのです。
バッハ/無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番
クレーベ/ルーマニア哀歌
ゲルハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン)
カール・ゼーマン(ピアノ)
フランツ・オルトナー(コントラバス)
ルドルフ・アルベルト(指揮)ほか
プレス国 ドイツ
レーベル イエローレーベル
コンディション
レコード 良好です(MINT~NEAR MINT)
ジャケット 良好です(ただし、ジャケット隅にスレなどあり・特価です)
ウィーンフィルの名コンサートマスターだった、ゲハルト・ヘッツェルの非常に珍しいソロアルバムです。1958年の優秀録音です。
1962年、西ドイツ産業連盟(BDI)の文化団体「Kulturkreis」によって制作・配布された特別な1枚。一般市場には一切流通していない、いわゆる非売品のレコードです。レーベルにはDeutsche Grammophonの名があり、本盤は同社による特注制作(Sonderanfertigung)。通常カタログには存在しない、いわば“裏カタログ”的な存在といえるでしょう。
収録の中心は、後にウィーン・フィルのコンサートマスターとして活躍するゲルハルト・ヘッツェルによるバッハ《無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番》。当時まだ若き演奏家による記録ですが、その演奏にはすでに強い集中力と内面的な緊張が宿っています。華やかさや誇張とは無縁で、音楽の構造を一切崩さず、ひたすら内側へと向かうような演奏。無伴奏という形式の本質が、極めて純度の高い形で表現されています。
この録音は後年、タワーレコード企画でCD復刻されており、ステレオによる自然な音場で聴くことができます。しかしオリジナルLPに針を落とすと、その印象は大きく変わります。音は中央に凝縮され、決して派手ではありませんが、その中に演奏の持続する緊張感が濃密に刻み込まれているのです。CDが整えられた再現だとすれば、このLPはまさに“その場の空気”を封じ込めた記録と言えるでしょう。
べーレンプラッテからお客様へ
当店のレコードは、店主金子やスタッフたちが、おもにヨーロッパに直接出向き、実際の目と耳で厳選した、コンディション優秀な名盤ばかりです。国内で入手したものや、オークション品、委託商品はございませんので、安心してお求めになれます。

また、すべてのLP(未開封品はのぞく)は、入荷後、キースモンク社のクリーニングマンシンで洗浄、ジャケットの清掃・補修の上、新品の内袋・外袋に入れて発送いたします。
商品到着後、すぐにターンテーブルに乗せて、音楽を楽しむことができます。


商品の発送には、角に保護のついた、当店のオリジナルの段ボール箱に入れて、発送いたしますので、万一運送時に落下等の事故が起きても安心です。
商品到着後一週間以内でしたら、理由のいかんにかかわらず、返品交換等は自由です。(もちろん、ご返品時の運賃も当店で負担いたします。)
もし、コンディションなどで、お気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
店主:金子 学












